介護を必要とする施設の利用者さんは症状が多様ですから、適切なサポートは利用者さんによって変わります。
そのため、初めてスタッフとして働く場合は、どのようなサポートを行えばいいのかがわからないと思います。先輩に聞いて、少しでも早く利用者さんの特徴を覚えることが大切です。
施設で生活をしている人の中には、日常生活を自分の力で行う事が出来る人もいますが、ほとんどの場合が何らかのサポートを必要としています。
ほとんどの介護施設は、多くの利用者さんを抱えているため、スタッフにかかる負担も大きいです。そのため、自分の力で日常生活を行う事が出来る利用者さんと、常時介護が必要な利用者さんに対するサポートの内容を、どちらも最適なものにするために検討する必要があります。
しかし、働き始めの場合は介護施設は、どの利用者さんがどのようなケアを求めているのか、十分に把握が出来ない場合も少なくありません。
そこで、なるべく早めに利用者さんのことを覚えるためにも、気付いたことは全てメモに書き、覚える工夫をすることが大切です。必要としているサポートだけでなく、趣味や好きなものについてもメモして覚えておくことで、会話のきっかけ作りになります。
先輩スタッフから、利用者さんの病状や性格について聞いておくことも重要です。病気の場合は、普段から気をつけないといけないことがある可能性もあるため、忘れないようにしましょう。高齢になると色々な病気の危険があるため、気がついたことは先輩や上司と共有し、症状を見逃さないように気をつけておくことが大切です。